カードローンの審査の流れ・基準を詳しく解説!これで安心間違いなし!

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カードローンを利用する上で、考えなければいけないのは「審査」の存在です。

この審査に通らなければ、当然ながらお金を借りることはできません。

「審査基準はどうなっているのか?」「審査では何が確認されているのか?」

カードローンに申し込む多くの方々が抱く疑問だと思います。

そんな疑問をこの記事で解決しましょう。

この記事を読めば…

①カードローンの2つの審査の存在(仮審査と本審査)
②仮審査での内容と基準、またその注意点
③本審査での内容と基準、またその注意点

が理解できます。

繰り返しになりますが、この記事を読んでいただき

みなさんのカードローンの審査に関する疑問を払拭できれば幸いです。

また、ぜひともこの記事を参考にしていただき、カードローンだけでなく

他のお金に関する理解を深めていただきたいです。

カードローンには仮審査と本審査がある

カードローン 審査

カードローンの審査には「仮審査」と「本審査」があるのはご存じでしょうか。

仮審査は機械で大雑把に審査するのに対し、本審査では人の手で細かくチェックをします

仮審査では「お金を貸すことができるか」を判断し、本審査では「仮審査の情報に間違いがないか」を判断し、借入金額を決定します

本審査では具体的に何を確認するんですか?

田中さん

オカデモ先生

後で詳しく説明するけど、「勤務先」や「本人の個人情報」、「年数」などを確認するんだ。

もちろん、仮審査で落ちてしまうと、絶対に本審査に進むことはできません。

逆に仮審査を通過した方は、虚偽の申告をしていない限り、ほぼ確実に本審査を通過することが可能です。

オカデモ先生

それでは、仮審査と本審査について詳しく見てみよう。

仮審査について

カードローン 仮審査

まずカードローン審査は仮審査で、申込条件に合わない人を落とします。

信用情報の照会

仮審査で最初に行われるのは、信用情報への照会です。

信用情報では主に以下の4つのことを照会します。

・事故情報
・申込情報
・クレジットヒストリー
・他社債務
事故情報がないか
事故情報とは信用情報へ記録されている、過去の金融事故の情報です。

信用情報に事故情報がある人を「ブラック」と言い、ブラックの人は信用情報に問題があるため、その時点で審査落ちとなります。

事故情報って例えばどんなものがあるんですか?

田中さん

オカデモ先生

自己破産とか個人再生、債務整理、長期延滞、強制解約、代位弁済などが事故情報に当たるよ。
申込情報はどれくらいあるか
申込情報とは信用情報へ記録されている、ローンやクレジットカードの申込情報です。

一般的には1ヶ月で3回以上の申込情報がある人を「申込ブラック」と呼びます。

「申込ブラック」の方も同様、仮審査に通過することは困難になります。

クレジットヒストリーは問題ないか
クレジットヒストリーとは、「クレヒス」とも呼ばれ、信用情報に24か月分記録されているローンやクレジットカードの支払状況のことです。

支払いに遅れが多いと審査に不利になりますが、逆に24か月全て期日通りに支払っている方は審査ではかなり有利になります。

他社債務はどれくらいあるか
信用情報には銀行、消費者金融、クレジットカードのキャッシングなどの全ての借入状況が記録されています。この照会によって、他社からの借入がどれくらいあるのかを調べます。
やっぱり借入額が少ない方が審査に有利になりますか?

田中さん

オカデモ先生

その通り!あと総量規制という決まりがあって、借入枠を使い切っている人は、その時点で審査落ちになってしまうんだ。
総量規制?

田中さん

オカデモ先生

ほとんどの銀行は他社からの借入額と合計で年収の2分の1、消費者金融では3分の1以内しか融資をしないという決まりなんだ。

申込内容をスコアリング

信用情報の照会のほかにも、個人情報や勤務先情報といった項目をコンピューターが自動的に点数化しています。

オカデモ先生

これを属性スコアリングシステムというんだ。この合計点数がカードローン会社の基準に満たないと落とされてしまうんだ。
「属性スコアリングシステム」ってなんかカッコいいですね(笑)。具体的にどんな項目があるんですか?

田中さん

オカデモ先生

いい質問だね。項目は下にまとめておいたよ。カードローン会社によって異なることもあるけど、あまり大きくは変わらないよ。
個人情報について
・氏名
・性別
・年齢
・生年月日
・電話番号
・固定電話の有無
・メールアドレス
勤務先情報について
・勤務先名
・勤務先住所
・勤務先電話番号
・従業員数
・勤続年数
・雇用形態
・年収
住居・家族について
・自宅住所
・持ち家か賃貸か
・子どもの有無
その他
・保険証の種類
・他社での借入金額
・希望者借入額
けっこうたくさんあるんですね。どういった属性が評価されやすいんですか?

田中さん

オカデモ先生

確かに気になるよね。下にポイントをいくつかまとめたよ。
安定収入と長期勤務が有利
カードローンに限らず、お金を借りるときに一番大事なのは、返済能力があるかどうかです。

そうなると、おのずと給料が高い大企業の正社員や、お堅いイメージのある公務員が有利でしょう。

しかしアルバイトの方でも審査に通過することは可能です。

ここで重要になってくるのが勤務年数で、長年同じ職場で働いていれば、

審査担当者も、「今後も安定した収入が得られる」と判断してくれます。

賃貸より持ち家、居住年数は長い方が有利
持ち家の場合は、それだけで家を買えるだけの経済力があるとわかります。

住居年数に関しても、短期間の間に転居を繰り返すような人は、連絡が取れなくなってしまう場合があります。

カードローン会社としても、そのような人は避けたいはずです。

仮審査はこれで終わりですか?それとも他にもあるんですか?

田中さん

オカデモ先生

言い忘れてたけど、他にもあるんだ。基本的な条件として、契約時に満20歳以上であることと、安定した収入があることが定められているんだ。
・契約時の年齢が満20歳以上であること
・安定した収入のある方
「安定した収入」ってどれくらいですか?

田中さん

オカデモ先生

明確な基準はないけど、「毎月1回以上の収入を2か月連続で得ている」ことが目安だね。
だったら、アルバイト・パート、派遣・契約社員も含まれるってことですか?

田中さん

オカデモ先生

その通りだね。ただ、日雇いの派遣社員や無職の方は、「安定した収入を得ている」ことにならないから、審査に通ることはないね。

本審査について

カードローン 本審査

それでは、仮審査を通過した方だけが進むことのできる本審査について説明します。

本審査は、カードローン会社の担当者が直接審査を行います。

在籍確認

在籍確認は、申告時に申告した勤務先に本当に勤務しているかのどうかの審査です。

基本的には審査担当者が会社に電話をかけて行う審査です。

え、じゃあ会社にカードローンすることがバレてしまいますか?

田中さん

オカデモ先生

いや、そんなことないよ。「〇〇様いらっしゃいますか?」と審査担当者に聞かれ本人に繋がるか、不在の場合でも、会社に在籍していることがわかるだけでもいいんだ。
なるほど。バレたくない人でも安心ですね。

田中さん

オカデモ先生

そうだね。ただ、在籍確認は会社に誰かいないとできないから、営業時間でなければいけないね。
在籍確認ができない場合
「会社が私用電話を一切つながない方針」などという場合には、源泉徴収票などから在籍確認をしてくれる場合があります。

電話で確認したところ「そのような人は当社にはいない」などという場合には審査落ちとなります。

書類の確認

さらに、本審査では必要書類の提出が求められます。

必要書類は主に以下の2種類になります。

・本人確認書類
・収入証明書

オカデモ先生

本人確認書類や収入証明書にも色々種類があるから、詳しく見ていこう!
本人確認書類
・運転免許証
・健康保険証
・パスポート
・特別永住者証明書
・外国人登録証明書
・在留カード
収入証明書
・給与明細書
・源泉徴収票
・所得証明書
・税額決定通知書
・確定申告書

必要な提出書類は申し込むカードローン会社によって異なる場合がありますが、

多くの場合は「運転免許証」や「パスポート」が基本となっています。

運転免許証もパスポートも持っていない方は…?

田中さん

オカデモ先生

そういう場合は「健康保険証+1点(住民票など)」で申し込めるよ。

提出した書類に不備があった場合は、カードローンの本審査に落ちる可能性があるので

提出前によく確認するようにしてください。

もちろん有効期限が切れている書類も認められません。

収入証明書ってどんなときに必要になるんですか?

田中さん

オカデモ先生

良い質問だね。収入証明書は以下の場合で必要になることが多いよ。
・借入金額が50万円を超える場合
・金利が低いローンに申し込む場合
・他社との合計借入金額が100万を超える場合

収入証明書が必要な条件や、提出が必要な書類についてはカードローン会社によって異なるため、
申し込む前に確認と準備をしておきましょう。

審査が不安な方へ

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

カードローンの仮審査と本審査について解説しましたが

「自分にはカードローンは向いていない」と思われた方もいるのではないでしょうか。

そんな方に向けて、今回はクレジットカード現金化という方法を紹介します。

クレジットカード現金化がお勧めであるという理由は、簡単に言うと審査がないからです。

詳細は先ほどの記事に書かれていますが、カードローンの審査を懸念している方にとって

「審査がない」クレジットカード現金化は非常に魅力的な手段でしょう。

✔ 参考記事

 

>>クレジットカード現金化優良業者ランキング!口コミ評判から徹底比較!

※クレジットカード現金化について気になる方は、詳しく書いてあるので参考にしてください。

まとめ

カードローンの審査についておわかりいただけたでしょうか。

不安を抱いていた方は、ぜひこの記事を参考に審査に備えてほしいと思います。

それでは、この記事の内容をまとめましょう。

カードローンの審査には「仮審査」と「本審査」がありました。

仮審査 本審査
信用情報の照会 在籍確認
属性スコアリング 書類の確認
信用情報の照会
・事故情報
・申込情報
・クレジットヒストリー
・他社債務

以上の4つを確認されます。

属性スコアリング
・個人情報
・勤務先情報
・住居、家族 などについて確認されます。

高い評価を受けやすいのは
①正社員や公務員
②長い勤続年数
③持ち家
④長い居住年数 でしたね!

在籍確認
申告時に申告した勤務先に連絡がきます。
自身の在籍している部署の電話番号に間違いがないか確認すると同時に
必ず営業時間にかけてもらうようにしましょう。

カードローンを利用している事実が周り知られてしまう心配はないので安心してください。

書類確認
多くの場合は「運転免許証」か「パスポート」で対応できます。

以下の場合には収入証明書が必要になるので、申し込む前に確認をしておきましょう。
・借入金額が50万円を超える場合
・金利が低いローンに申し込む場合
・他社との合計借入金額が100万を超える場合