目次
在宅ワークってどんなもの?
近年流行りの在宅ワークとは、企業とは直接雇用関係を結ばずに、「個人事業主」として活動をする働き方のことを指します。企業などから直接案件を請け負い、案件ごとにインターネットなどの情報通信技術を活用しながら自宅をはじめとする自分の好きなところで仕事をすることのできるものであります。
仕事の内容や量を自分で調節・管理することが出来るため、在宅ワークを本業として生計を立てるだけではなく、副業として家事や育児、介護の合間に収入を得ることのできる手法となっております。
自由に好きな場所で働くことが出来るため、ライフワークバランスを重視する人たちにとって近年需要の高まってきている働き方のことを言います。
初心者でも出来る!在宅ワーク3選!
一口に在宅ワークといっても、様々な在宅ワークがあります。
web制作やアプリのプログラミングといった在宅ワークの案件もございますが、報酬は一件に辺り数十万単位の一方で専門的な知識を必要とされますし、仕事の受注をするために一定のコネが必要になってきます。
ここでは初心者にも取り掛かりやすい在宅ワークを3つに絞ってご紹介していきます。
データ入力
データ入力といえばイメージのしやすい業務かもしれませんね。こちらは名前の通りに企業から指定されたテキストを入力して、データにまとめる仕事です。
相場としては、5文字から10文字で1円ほど。
長時間のパソコン業務が苦痛でない人や、タイピングのスキルに自信のある人に人気のある仕事です。
近年ではインターネットを通じて簡単に案件を得ることが出来るので、在宅ワーク入門編にオススメです!
ライティング
ライティングは様々なテーマに沿った文章を入力する仕事です。求められる文字数も数百字から数万字までと、案件によってバラバラです。
内容としては、webサイトに載せるコラムや口コミ、広告など多種多様に及びます。未経験者向けには100文字で60円ほどの報酬となってしまいますが、数をこなして慣れていくうちに文章の質の高さを向上させていけば、発注先の信頼を獲得することが出来て、案件単価の上昇に繋がるでしょう。
また、ライティングの内容には専門性の高いものもあり、自らの専門性を生かすことでより高単価な案件を受注することが出来ます。
翻訳
翻訳の仕事は、パソコンを使って英語やその他の言語を日本語に翻訳したり、日本語から他の言語に翻訳したりする仕事です。翻訳の一般的な報酬相場は、1ワード当たり20円~30円です。翻訳未経験者でも、特に英語や中国語といった主要な言語が得意であれば様々な案件を見つけることできます。もちろん、外国人の受入、世界のインフラ整備といった動向によりニッチな言語の翻訳需要も伸びてくるでしょう。
在宅ワーカーになるための道
仕事を探す
在宅ワーカーになるためにはまず仕事を探さなくてはなりません。その仕事を探す方法として、下記3点が挙げられます。
求人情報の確認
インターネットの求人や、新聞・チラシの求人広告にて仕事を探すことが出来ます。多種多様な仕事がある一方で、中には悪徳業者や、悪質な求人などが紛れている場合があるので、自らできちんと判断して仕事を選ぶことが大切になってきます。
クラウドソーシングサービスの利用
クラウドソーシングとは、発注者から仕事を請け負い、その仕事をインターネットを介してそれぞれの在宅ワーカーに発注することです。クラウドソーシングサービスを利用すれば、自分で営業活動や報酬の回収などを行わなくて良いので、在宅ワーク初心者にオススメな方法となっております。
有名なクラウドソーシングサービスとしては、ランサーズやクラウドワークスがあります。
イベントやセミナーへの参加
在宅ワーカー向けに、仕事を発注する企業担当者とのマッチングイベントなどが開催されています。こうしたイベントに参加することで、在宅ワークに関する情報収集や、今後の仕事獲得につながる人脈作りもできます。政府や自治体も、在宅ワーカー向けのセミナーを開催しています。
契約する
契約の際はトラブルが発生しないように、政府が出している『在宅ワークの適正実施のためのガイドライン』に沿って契約書の内容を確認するようにしましょう。報酬や納期などについて発注業者と相互で確認することができたら、業務委託契約書を交わし正式に契約することになります。なお、見積書や業務委託契約書はインターネット上でテンプレートやひな形があるので作成する際に活用することもできます。 契約が完了したら、その内容に沿って業務を進めます。
納品と代金の請求
成果物が完成した後、納品までが完了したら代金の請求を行います。報酬の額については、同一または類似の業務に従事する在宅ワーカーの報酬や、受注した仕事の難易度などを踏まえて、報酬の額が不当に少なくなることがないように注意しましょう。
また、報酬の支払い期日は、仕事を発注する側が成果物を受け取ってから、60日以内です。報酬が支払われる期日を事前に確認しておくとトラブルを避けることが出来ます。
在宅ワークのメリットとデメリット
メリット
在宅ワークのメリットは大きく分けて2つあります。
①空いた時間で自由に仕事ができる ②国や自治体の支援を活用できる機会が多くある
まず初めに①についてですが、介護や育児などでまとまった自由な時間が取れない方、学生などで予定が不規則な方、さらに仕事をリタイアしてしまったご年配の方まで「自由に」仕事ができる環境が整っています。
次に②についてですが、国がワークライフバランスの観点から働き方改革を推進しているため、国や多くの自治体が在宅ワークの支援を行っています。セミナーに関しても国が開催するものは無料で開かれているため、新しいスキルを獲得するためのお金がない人でも、平等に在宅ワーカーになれる機会はあるといえます。
デメリット
デメリットも大きく分けて2つあります。
①案件によっては決まった休みを取りずらい ②自宅で集中できない人は非効率な業務となる
まず初めに①についてですが、案件によっては企業のリモートサポートの業務などがあります。その場合は、急遽その企業で病人が出た場合などに、急に仕事が発生することが考えられます。その時には在宅ワーカーとして必ず対応しなければならないので、責任が多く発生する仕事となるでしょう。また、初めのうちは単価が少ないために、本業として在宅ワーカーを選択することは、永遠に仕事を受注し続けなければならなくなってしまいます。自由に働ける分、その自由を手にするまでに休日返上で働く勇気が必要なのかもしれません。
終わりに
今回はお金の悩みをお持ちなあなたのために、番外編として「在宅ワーカー」をご紹介しました。
データ入力などの仕事であれば特別なスキルがなくてもタイピングさえ出来ればお金を作り出すことが出来ます。ある程度お金が溜まればそれを資本金にスキルを身に着けて、web制作などの仕事を受注できるようになれば、1つの案件につき数十万ほどの報酬を得ることも可能です。
webサイトの原型を作るのに慣れている方ならば、実労働週に3日8時間未満程度で月数百万を稼ぐことも可能でしょう。
自分にはスキルがないからと言ってあきらめてしまうのは早いです。現在は国の在宅ワーカー支援を多く行っていて、セミナーなども無料で受講することが出来ます。
もしよろしければ、「在宅ワーカー セミナー」でGoogle検索してみちゃってください!
お金の何でも屋さん(OKADEMO)