お金を借りようとするとき、それぞれの仕組みや操作はなんとなくわかっても、結局何がいいのか、何が違うのかってわからないものですよね!?
そこで、ここでは消費者金融とクレジットカード現金化を取り上げ、両者のメリット、デメリットを徹底比較します!お金を借りるのにどこがいいのか迷っている方はぜひこの記事を参考にしてください!
目次
消費者金融とは?
消費者金融の実態
まずは簡単に、消費者金融・クレジットカード現金化とは何かについて説明します。
オカデモ先生
田中さん
オカデモ先生
消費者金融とは、名前を知っていてもその細かな仕組みについて知っている方は少ないと思います。
まず、消費者金融は「貸金業法」という法律にのっとって営業している合法の会社です。
法律によって営業が認められているだけあって細かな決まりがあり、
- 借りられる額は年収の1/3まで
- 上限金利は貸金額に応じ15~20%
- みなし金利の規定を施行
など細かな規制がされています。
最後の「みなし金利の規定」とは、紹介料、手数料、金利引当金などどのような名目で利息以外のお金を徴求した場合でも利息とみなすという規定で、そのためよくわからない手数料などの請求ができなくなってしまい、闇金と呼ばれる悪質な業者が金をまくしたてるということはなくなりました。
また、消費者金融というとよく大男たちが借金を回収しに来るイメージを持っている方もいるかもしれませんが、現在ではそのようなケースは以前と比べかなり減りました。その原因として、催促のルールを決めた行為規制を実施したことがあげられます。その例として、
- 取り立ての時間の制限
- お客様の平穏を乱してはいけない
- 命にかかわる団信の禁止
があげられます。
これら規制のおかげで、消費者金融は以前より安心して使えるようになりました。
また、消費者金融についてまだ理解できていないという方はぜひこちらの記事も合わせて読むことをお勧めします!
消費者金融で借りるべき人とは?特徴や利用者数、理由を調べてみた消費者金融の実際の手順とは?
田中さん
オカデモ先生
消費者金融で借金を申し込むときの手順は以下のようになっています。
- スマホ・PCで申し込み
- 書類提出・審査待ち
- 在籍確認
- 契約・カード発行
- お金の借り入れ(ATMか振込)
この中でも、審査、在籍管理について少し説明を加えます。
審査とは、その人が借金をした後ちゃんとお金を返す見込みがある人かどうかを判断するものです。基本的には本人情報、住居情報、勤務情報、借り入れ情報などが調べられ、この人は返済することができないだろうと判断されれば、審査に落ち、消費者金融でお金を借りることは不可能になってしまいます。そのため、消費者金融の最大の難関は審査といえるでしょう。
次に、在籍管理についてですが、これは勤務先の会社に電話され、その人が本当にそこで働いているか確認するものです。勤務情報に嘘の情報があれば大変なのでここまで徹底して確認します。
その確認は簡単なもので、「○○さんいらっしゃいますか?」という質問に対し、本人あるいはほかの社員が適切に受け答え本人が働いていることが証明できれば良いというものです。
職場に電話されてしまうということで、職場の人に借り入れがばれるのではないかと心配する人もいますが、消費者金融側は会社名をいわないためバレることはまずありません。
クレジットカード現金化とは?
クレジットカード現金化の実態
田中さん
オカデモ先生
次に、クレジットカード現金化について説明をします。
クレジットカード現金化とは、利用者が買った不要な商品を買い取る「古物商」という取引に分類されるものです。
クレジットカード現金化の方法は二つあり、「買取方式」と「キャッシュバック方式」があります。
「買取方式」とは、業者が指定した商品を購入してその商品を業者に売り渡す、いわゆる質屋と同じ仕組みです。
「キャッシュバック方式」とは、業者が売り出している商品を購入し、その見返りとしてキャッシュバックのお金を受け取るというものです。
こちらに詳しい説明があるので参考にしてください。
クレジットカード現金化の仕組みを初心者でもわかりやすく解説!クレジットカード現金化の実際の手順とは?
田中さん
オカデモ先生
ここではクレジットカード現金化の実際の手順について解説します。今回は扱っている業者が多いキャッシュバック方式について解説します。
手順は簡単に以下のようなものがあります。
- ネットで申し込み
- 本人確認
- カード決済で商品を購入
- 口座への入金
- 商品の受け取り
ここで気になるのが商品の受け取りだと思います。これは、現金化をする際に必ず商品を購入することとなるため、購入した商品を受け取らなければならないというものです。商品を受け取らないと、いざクレジットカード会社に何を購入したか聞かれたときに答えられなくなってしまうため、商品の受け取りは必ず行ってください。
詳しくは以下の記事に記載してあるので注意点も含め参考にしてください!
クレジットカード現金化の流れ【6つのステップ+注意点】について解説両者の決定的な違いとは?
ある程度両者の特徴について分かってきたと思いますが、決定的な違いとは何でしょうか?
それは、消費者金融が「貸金業」なのに対し、クレジットカード現金化は「古物商」であるということです!
なぜ、営業形態の違いが決定的な違いなのかというと、その違いによって審査の有無や信用情報機関に記録が残るかどうかなど大事な部分の違いが生まれてくるからです!
そもそも貸金業とは、利用者にお金を融資しており、その営業内容は上記にあげた通り「貸金業法」という法律によって規定されています。
一方、古物商とは、利用者が不要になったものを買い取っているだけで、その営業内容を規定する法律はありません。
この違いが以下のような違いを生みます。
消費者金融 | クレカ現金化 | |
審査の有無 | 審査あり | 審査なし |
スピードの速さ | 数日程度と遅い | 数十分程度と速い |
限度額の基準 | 年収の1/3 | カードのショッピング枠限度額 |
信用情報機関への記録 | 記録が残る | 記録は残らない |
実際にお金を借りる際、これらの違いは重要になってきますよね!?
今すぐにでもお金を借りたい人や、扶養を受けており収入がない人は現金化を利用せざるを得ません。
逆にクレジットカードをそもそも持っていない人は、消費者金融でないと頼れません。
こういったいくつかの違いがあることを理解したうえで契約をすることが大切になってきます。
消費者金融こんな人におすすめ!
そもそも、消費者金融を利用している層について、ここで説明します。
年代としては40~50代が多く、年収は200~400万円、500~1000万円のひとが多くなっています。
厚生労働省関連の資料によると、低所得者の基準は『住民税世帯非課税』となっており世帯によって異なります。そして一般的には年収300万円以下、手取り200万円から250万円程度は低所得とされています。つまり、消費者金融利用者を利用する方の多くは、年代相応の年収を貰っているケースが多く、収入の範囲内で生活することが困難な人が多いと思われます。
700万人程度が消費者金融で登録していて、一度に借りる金額は50万円程度が一般的です。さらにそのお金を充てる先は娯楽や趣味、食事など、収入が急に低くなってしまい、普段の生活の維持のために借り入れをする方が多くなっています。さらに、カードローンなどと同じように最終的には数百万円程度の多額の借り入れをすることが可能になっています。
これらを踏まえ、消費者金融をおすすめする人は、
- 平均あるいはそれ以上の収入がある方
- 信用情報機関に記録が残ってもいい方
- 即時にお金が手に入らなくても数日なら待てる方
- 500万円以上の多額の借り入れをしたい方
です!
あくまでお勧めする人なので、以上に当てはまらない方でも借入することはできますが、一つの参考にしてみてください。
クレジットカード現金化こんな人におすすめ!
次に、クレジットカード現金化の利用者について解説します。
クレジットカード現金化の利用者は主に40~50代の男性あるいは専業主婦が多くなっています。
なぜその層が多くなっているかというと、現金化の一つの特徴である家族にかなりの確率でバレないということがあげあられます。急な出費で現金が必要になっても家庭環境的に家族にバレるのが嫌で借りられない人は大勢います。また、消費者金融など多くの借り入れ機関は収入がないと借り入れをさせてもらえないため、扶養を受けており収入がない専業主婦なども現金化を多く利用しています。
さらに、どれくらいの金額借りているのかについては、人によって数万円~100万円以上とまちまちですが、平均は15万円程度だといわれています。
換金率の高さから高額で換金しようとする方がいますが、返済のことを考えると少額で借りたほうが良いと思われます。しかし即日で大金が必要になった場合にはとても助かりますよね!?
さらに、限度額はクレジットカードのショッピング枠の限度額によって規定されるため、大きめの枠を持っている方にとってはその分多額の換金が可能です。
これらを踏まえ、クレジットカード現金化をおすすめする人は、
- 審査なしで即日お金を手に入れたい方
- 信用情報機関に記録を残したくない方
- 家族にバレずに現金を手にしたい方
- クレジットカードのショッピング枠に余裕のある方
です!
あくまでお勧めする人なので、以上に当てはまらない方でも換金することはできますが、一つの参考にしてみてください。
まとめ
以上、消費者金融とクレジットカード現金化を比較してそれぞれの特徴をまとめましたがいかがだったでしょうか?
想像以上に両者には違いがあり、どちらで借りるかでかなり変わってくることがわかっていただけたでしょうか?
人によって何が重要かは違ってくるので、それぞれの希望に合わせて方法を選択することをおすすめします!
また、以上の記事を読んでもどちらが自分に合っているかわからなかった方は、以下に簡単な診断があるので是非試してみてください!
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